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お客様にインタビューしました!

お客様インタビュー

公開日 | 2023.08.10

たなごころ整体院
院長 前田 智輝さん

茶室がコンセプトの整体院。その心とは。

久喜駅西口から提灯祭り通りをまっすぐ進み、はんこ印刷センターの信号を右に曲がるとたなごころ整体院さんです。
一歩店内に入るとヒノキをふんだんに使用した素敵な和の空間とアロマのいい香り、そして水琴窟(水の流れる音)がお出迎えしてくれます。
一番奥には本格的な茶室の間があります。
今回は「1つ1つ語ったら話が止まらなくなる」と笑って語る前田院長のこだわりがたくさん詰まった院内をご紹介いたします。

たなごころ整体院の受付風景

たなごころの由来

—— たなごころ整体院さんの名前の由来を教えてください。

前田智輝さん(以下、前田):「たなごころ」は手の平のことです。
私たちは手の平から沢山の情報を受け取ります。
又、お客様も私たちの手の平から伝わるものがあると思います。
手の平で相手の背中をさすったり痛いところを優しく撫でたりすると不思議と痛みが和らいだり怒りが収まったりします。
紀元前5世紀、医療の父ヒポクラテスは人の患部に手をあてることで、人を癒したと言います。
その様子から手当てという言葉が生まれました。 たなごころで包み込み、思いやりの心をもって施す意味を込め、『たなごころ整体院』という店舗名にしました。

なぜ茶室がコンセプトとなったのか

コンセプトの茶室には丸窓や床の間も

—— なぜ茶室がコンセプトとなったのですか?

前田:茶室にはにじり口という小さい入口から入ります。
なぜそんな所から入らなければならないかというとお侍さんたちに刀を持ち込ませないためです。
刀は権力の象徴であり、身分を表します。
どんなに身分が高い人でも刀を外し、正座をして頭を下げながらでないと入れない。
「茶室の中ではすべての人が平等。身分を捨ててお入りください」というメッセージなんです。
そして私たちセラピストも客を身分によって差別してはならない。
そんな茶の湯の精神を整体に取り入れたいなと思ったのがきっかけです。

左側の小さい扉がにじり口。木で作られた飛び石もある

整体も茶道に通ずる

茶道では身分が邪魔になるように整体でも身分や権威が施術の妨げになることがあります。
政治家の方であってもスポーツ選手であっても権威を捨てて体に没頭してもらいたい。
娑婆っ気を断ち、今自分の身体に集中して欲しい、そんな思いがこの茶室に詰まっています。
施術が終わった後はこの茶室で20分間ゆっくり横になって休憩してもらい体と向き合ってもらう時間をとらせていただきます。
その時間は目にもリラックスしてもらいたいのでホットアイマスクを使うのですが、当院が調香師の方に作っていただいたオリジナルの天然アロマをシュッシュッとスプレーし、良い香りに包まれながら休憩してもらうのが特に女性の方に大好評ですね。

たなごころ整体院のシンボル 床柱

左側の小さい扉がにじり口。木で作られた飛び石もある

この床柱である木とは奇跡的な出会いだったんです。少しでもタイミングがずれていたら柱として利用できない状態になってたから。
この右側の床柱と左側の柱は同じヒノキの木なんですけど、育った環境が違うとこんなにも見た目が変わるんです。
右の木は藤の蔦がからまってしまったけど一生懸命生きようとしてこのような姿になった。
右側が僕で左側のまっすぐな木が妻ですね。傷だらけの姿が私みたいだと思って(笑)

エコと間伐材

この床柱も見えるところに使われている木材もすべて間伐材を使用しているんですよ。
節穴が開いてたり、虫食いがあったり、割れがあったりする間伐材は人気がなく売れ残ってしまいます。
また安い海外産の木材に押され国産の木材が売れにくかったりします。
そうすると在庫が増えてしまうため間伐作業もできなくなります。
人工林は手入れをしないと山の保水力も失われ微生物たちも循環が止まってしまい、やがて山が死んでしまうんです。
だからなるべく国産の間伐材を使いたかった。
よく見ると虫食いがある木も節がある木も割れている木もみな個性があってそれぞれに愛着がわきますね。

芸術的な彫刻のように見えるが虫食いの跡だそうだ

看板にもひとつひとつ意味が込められている

看板と前田院長

チャンネル文字・内照式看板・ウィンドウサイン・タペストリーなど施工

—— 看板製作にあたって、特にこだわりたかった点などありますか?

前田:看板の「たなごころ整体院」の文字ですね。こちらは書道家の平井省伍様に書いて頂きました。彼のメッセージ性のある書なら、私たちの思いが伝わるのではとお願いしました。
もう一つ力を入れたのが四君子紋様の4つの丸い内照式看板です。
妻のお父様は自動車ディーラーを経営しており、この場所はその会社が昔あった思い出の地です。ここをお借りするにあたり、敬意を込めて車輪をイメージした4つの看板をつくりました。四君子紋様の「梅」「蘭」「竹」「菊」が描かれております。

—— どのような意味が込められているのですか?

前田:冬の梅は厳しい寒さの中、百花に先立ち咲きます。
春の蘭はほのかな香りと気品のある花を咲かせます。
夏の竹は一年を通して青々として曲がらず真っ直ぐ伸びます。
秋の菊はこれから厳しい季節が来るが悠然と咲きます。
スタッフや来院されたお客様が背筋を真っ直ぐ伸ばし、徳や気品が高く、どんな辛い状態でも健康で笑顔になって欲しいと願いを込めました。

平井省伍先生の書をカルプ文字で製作した看板

—— 出来上がった看板はいかがですか?

前田:非常に気に入っております。
平井省伍様の書の形を限りなく再現して下さり、有難う御座います。
北側の看板のデザインも透かしで、市松紋様と麻の葉紋様があり、お気に入りです。
タペストリーも和風でお願いした所、藍色で手をかざしているデザインが、たなごころの店名を象徴しているようです。
なんと言っても夜、闇夜に輝く四君子紋様の看板は心が和みます。

細部にまでこだわったプレート看板(左側には麻の葉模様・右側には市松模様が透かしのように入っています)

駐車場にある大きなウインドウサインがお出迎え

藍染風タペストリーがとても目を引きますね

—— 弊社の対応についてはいかがでしたか?

前田:まずは、見積やイメージ案などの対応が迅速で素晴らしいと思います。
予算をお伝えしたら、その予算内で出来るだけ広告効果のある看板を案内して頂きました。
特に嬉しかったのは看板デザインに関して、何でも相談に乗って頂けた事です。
私たちの思いや、イメージをお伝えすると、想像以上のデザイン案が送られてきました。看板の専門店なので、前例のないデザインなどにも挑戦して頂き、本当に想像以上の看板が完成しました。

—— 最後にグローアップに一言お願いします

前田:予算のことやデザインに関して、他では掛け合ってもらえない事でも親切に対応して頂き有難う御座います。
特に私たちの思いを大切に聞き取って頂き嬉しかったです。
素晴らしい看板を有難う御座いました。

後記
このたびはたくさんの想いを聞かせていただき、どうもありがとうございました。 茶室でインタビューさせていただいたのですが、ほんとうに居心地の良い空間でした。 前田院長はお客様を日本一輝かせたいという目標で日々施術を行っているそうです。 ぜひ極上のカイロプラクティック整体で癒されてみてはいかがでしょうか?


INFORMATION

たなごころ整体院
埼玉県久喜市久喜中央4-3-12 1F
​久喜駅西口 徒歩7分
TEL:080-4179-8368
URL:https://www.hikaruseitai.com/

営業
山本瑞穂
デザイン
山本瑞穂
(ロゴイメージ、似顔絵イラストは支給にて)
看板の種類
内照式壁面看板(丸型4種)
カルプ文字とスポットライト
ウィンドウサイン
プレート看板
入口垂幕(帆布素材)

施工対応エリア

Area

グローアップの施工対応エリア

埼玉県とその周辺が施工エリアです。

遠方からのご依頼は現地調査費をいただいてます。遠方の場合は交通費の割合が高くなり、お近くの看板屋さんへご依頼いただいた方が安くすむ場合があります。

くわしくは担当者までご相談ください。